キャンプ道具

【snow peak 焚火台S】

tapping

こちらはsnow peakの焚火台で、大きさはSサイズ。

見た目以上に頑丈でタフな頼れる相棒であり、何度も焚火を囲み、家族や仲間と温かな語らいの場を作り続けてきました。25年以上使い続けても壊れることなく、今もなお現役でアウトドアライフを支えてくれる頼もしい存在です。キャンプ場で炎を見つめながら過ごす時間は、特別な思い出を生み出す瞬間そのもの。

次のキャンプでも、この焚火台が新たな素敵なひとときを届けてくれることを期待し、長年の相棒と共にアウトドアライフをさらに充実させていきたいです。

今回はそんな頼もしい焚火台のお話です。

25年選手—―タフな焚火台が紡ぐアウトドアの思い出

長年愛用している焚火台は、約25年前に購入したものです。当時、焚火台Lと一緒に「大きいのと小さいのがあれば便利かな」と軽い気持ちで選んだ記憶があります。特に深い理由があったわけではありませんが、結果として大正解でした。

当時はMサイズの焚火台がまだなかったのか、それとも単に見つけられなかったのかは曖昧ですが、とにかく今でもLサイズとこのSサイズは現役で活躍しています。購入時に一緒に揃えた炭床、焚火床、網、キャリーバッグも全て健在で、どれもタフなギアとして長年のアウトドアライフを支えてくれています。

特に炭床や焚火床は頻繁な使用にも耐え、アウトドア料理を快適にしてくれる頼もしい存在です。その後に登場した焚火台ベースプレートも「フィールドを守るため」という意図の通り、地面を傷めない工夫が施されており、フィールド保護だけでなく安定性も向上させる便利なアイテムとして重宝しています。

25年経っても現役で使えるこのギアたちの耐久性と実用性には感謝しかありません。

焚火台と歩んだ年月 ―—革新的だった道具が今では当たり前に

この焚火台とは本当に長い付き合いです。

何度キャンプに出かけ、どれだけの薪や炭を燃やしてきたことだろう。

当時の記憶を振り返ると、この道具がまだ珍しかった時代、周囲から「それ何?」「焚火なんて直にすればいいだろう」といった冷ややかな視線を浴びることも珍しくありませんでした。

なにせ《焚火台》という概念自体が一般にはほとんど知られていなかった時代ですからね。

それでも「火を安全に楽しむ」というアイデアの魅力に惹かれ、私はこの焚火台を使い続けました。時が経つにつれ、この形状が広く認識され、今では焚火台がアウトドアギアの定番となっています。先駆け的な道具を選んで愛用してきたことは、少し誇らしい気持ちにもなります。

ハーレーと焚火台──ソロキャンプの相棒として選んだ理由

ハーレーでソロキャンプに出かけていた頃、焚火台はいつもこれ一択でした。

サイズ感、携帯性、使いやすさ、その全てがソロキャンプにぴったりだったのです。キャンプギアは限られた収納スペースで効率よく持ち運べることが重要ですが、この焚火台はコンパクトに折りたためるうえ、軽さも十分。ハーレーに積載している野営道具一式にも無理なく収まりました。

現地では素早くセットアップができ、火の扱いやすさも抜群。薪をくべながら静かに炎を見つめる時間は、ギャロップ音から解放された静寂の中で特別な癒しのひとときでした。

ソロキャンプでの相棒として、これ以上に頼れる存在はなかったと断言できます。

焚火台と紡ぐ家族の時間—―時を越えて受け継がれる炎の物語

購入当時、まさか自分が家庭を持ち、子供と一緒にこの焚火台を囲んでキャンプをする日が来るなんて、まったく想像していませんでした。

その頃の私は自分ひとり、あるいは仲間たちとのアウトドアを楽しむことがメインで、家族という未来像など考えもしなかったのです。しかし今、同じ焚火台の前で子供たちが薪をくべたり、火を見つめたりしながら楽しそうに過ごす様子を見ると、時間の流れを実感し、何とも言えない感慨深さに包まれます。

当時はただ便利そうだからと購入したこの道具が、今では家族との特別な時間を作る大切な存在になっています。変わらずタフで頼れる焚火台と、次世代へ受け継がれるキャンプの思い出はこれからも続いていきそうです。

まとめ

長い年月を共にしてきたこの焚火台は、私にとって単なる道具以上の存在です。

ハーレーでのソロキャンプから家族との団らんへとキャンプスタイルが変わる中でも、ずっとそばにありました。時代とともに焚火台は定番アイテムとなりましたが、先駆け的な道具を選び使い続けたことで生まれた特別な思い出は、私にとってかけがえのないものです。

この焚火台と共に紡がれてきた時間は、これからも次世代へと受け継がれていくことでしょう。

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