【道の駅】 伊東マリンタウン (2024.3.31-4.1)
春のキャンピングカー旅、伊豆・下田方面を満喫!
春の陽気に誘われて、我が家はキャンピングカーでの家族旅行に出発しました。今回は初めての伊豆・下田方面という事で、普段からお世話になっているseven westの社長さんご夫婦とご一緒させていただきました。我が家は妻と娘、そして愛犬を連れて、海と自然、美味しいものを求める旅に出発です。

初日は「道の駅 開国下田みなと」で1泊。ここは下田港のすぐそばに位置し、駐車場も広々。目の前に海が広がり、潮風を感じながらの車中泊は最高のロケーションです。
夕食は地元で評判の「幸寿司」さんへ。金目鯛の握り、地アジのたたき、生しらすなど、どれも絶品!子どもたちも普段食べないネタにチャレンジして「これはすごい!」と感動していました。旅先でこんな美味しいお寿司に出会えるとは…。
翌朝は名物の「下田バーガー」でスタート。肉厚な金目鯛のフライが挟まったご当地バーガーは、ボリュームも味も満点!ふっくらしたバンズとの相性も良く、朝からお腹も心も大満足です。
そのまま海沿いを北上し、2日目の宿泊地「道の駅 伊東マリンタウン」へ向かいました。

大自然に癒される「国立公園 城ケ崎」
開国下田みなとから車で1時間ほど、向かったのは「城ケ崎海岸」。伊豆半島ジオパークの一角でもあるこのエリアは、柱状節理の断崖が続き、まさに自然の力を感じる風景が広がっています。

伊東半島ユネスコジオパークは、火山活動によって生まれた雄大な地形と豊かな自然が魅力のエリアです。ダイナミックな地層や温泉、海岸の景観を通じて地球の営みを体感でき、地質・歴史・文化が融合する学びと癒しの場として注目されています。

門脇吊橋は、高さ約23メートル、長さ約48メートルのスリル満点の吊り橋。つり橋を渡るスリル満点の「門脇吊橋」は子どもにとっては冒険そのもの。風に揺れる橋に「こわい〜!」と言いつつも大興奮です。足元にはゴツゴツした溶岩の断崖と激しい波しぶきが広がり、一歩踏み出すたびにドキドキが止まりません。風に揺れる感覚と足元の高さに、思わず足がすくむ迫力満点の体験です。

門脇吊橋から見る景色には感動しました。目の前にはダイナミックな太平洋の大海原が広がります。真下には切り立った溶岩の断崖と白く砕ける波。晴れた日には遠く伊豆七島まで望め、四季折々の自然が織りなす絶景に心を奪われます。まさに絶景スポットです。

愛犬も大喜び!「愛犬の駅 伊豆高原」
お昼は愛犬のために「愛犬の駅 伊豆高原」へ。ここはドッグラン、カフェ、ペット用グッズショップまで揃った、まさに愛犬と一緒に楽しめるテーマパークのような場所。屋内・屋外ドッグランもあるので、天候を気にせず、天気に合わせて遊べるのが嬉しいところです。

伊豆高原の愛犬の駅に併設されたカフェでは、わんこ用の専用メニューが充実しており、愛犬にもごちそうタイムをプレゼントできます。本格的なカレーやパスタなど人間用の食事も美味しく、愛犬と一緒に家族みんなでゆったり楽しいひとときを過ごせる人気のスポットです。

娘はいちごパフェが気になったようで、親に相談もせずにさっそく自分で注文。運ばれてきたパフェは見た目も華やかでとっても美味しそう。ひと口ほしいなと思って見ていましたが、娘は一言も発さず夢中で食べ続け、結局ひと口ももらえずに完食。よほど美味しかったようです。

カフェには「愛犬の駅」オリジナルの、ワンちゃん専用ケーキも用意されていて、見た目も可愛くてとても美味しそうでした。今回は注文しませんでしたが、愛犬にも特別なごほうびをあげたくなり、今度来たときはぜひ頼んであげたいなと思いました。愛犬と一緒に楽しめるメニューがあるのも嬉しいポイントです。

夕食は食事処「うめはら」さんで
「愛犬の駅」で思いきり遊んで大満足した後は、この日の宿泊場所である伊東マリンタウンへ向かいました。道中は海沿いのドライブを楽しみながら移動し、到着後はいつも混雑している駐車場を避け、今回は特別に少し奥にある普段は開放されていない駐車スペースに停めることができました。人も車も少なく、静かで落ち着いた雰囲気の中、のんびりと車中泊の準備を整えることができました。

今晩の夕食は地元の人気食事処「うめはら」さんへ。地元の海の幸や山の幸を丁寧に調理して出してくれるお店で、観光客はもちろん、地元の常連さんも多いお店です。

この日のおすすめは、金目の煮付けと刺身盛り合わせ。煮付けはふっくら柔らかく、濃すぎない絶妙な味付け。まさに「ごはんが進むおかず」でした。お酒には、とってもシンプルな甘海老の素揚げがお酒との相性が抜群で、お酒がどんどん進みました。また、今回初めて見た「伊東ナゲット」なるものを注文してみましたが、これがまた美味しくて、娘はペロリと完食。

「食事処うめはら」さんは、居酒屋スタイルでありながら、家族連れでもとても入りやすい雰囲気で、温かい接客が印象的でした。子どもと一緒に居酒屋というと、注文できるメニューが限られてしまうイメージがありますが、こちらでは子どもでも楽しめる料理が揃っていて、我が家の子もお腹いっぱい食べて幸せそうな笑顔に。旅先でこうしたお店に出会えると、本当にほっとします。家族旅行の食事処として、心強い存在です。
ほろ酔い気分で伊東駅の周辺を散歩
夕食を終えた後は、食後の運動もかねて伊東の街を少しだけお散歩。伊東駅周辺は昔ながらのアーケード商店街やレトロな看板が残っていて、どこか懐かしい昭和の雰囲気が漂っています。小さな雑貨店や昔ながらの甘味処なども点在しており、歩いているだけでも発見が多く、大人も子どもも楽しめるエリアです。

夜風がとても心地よく、ゆったりと歩くうちに旅の疲れもじんわりと癒されていくようでした。伊東の静かな街並みを楽しんだ後は、道の駅に戻って車内で軽く飲み直し。窓の外には穏やかな港の景色が広がり、波の音をBGMに、家族で語らいながら過ごす時間は、まさに旅の締めくくりにふさわしい穏やかなひとときでした。

朝から大はしゃぎ!伊豆グランパル公園へ
翌日は朝から「伊豆グランパル公園」へ。ここはアスレチックや巨大滑り台、ゴーカートなど、遊びが満載の大型レジャーパークです。

特に子どもたちが夢中になったのは「メリーゴーランド」と「ボルタリング」。ここまで来て、ボルタリングなんて、靴下脱いでまでやらなくてもと思いましたが、子供は真剣そのものです。よく見ると、他の子どもたちも真剣な表情で登ってますね。

メリーゴーランドは童心に帰った気持ちで大人も楽しそうでした。子供も大人も飽きずに過ごせる、まさにファミリー向けの王道スポット。

伊豆グランパル公園では広々としたドッグランもあり、愛犬も思いきり走り回って大満足の様子でした。天気はあいにくの曇り空でしたが、それを感じさせないほど園内には楽しさがいっぱい。子どもも大人も、そしてわんこも一緒になって笑顔で過ごせる時間となりました。午後にはそのまま熱海方面へと移動し、旅の締めくくりへと向かいました。
旅の最後は熱海で絶品うなぎ!
旅の締めくくりに訪れたのは、熱海の名店「うな重」さん。ふっくらと丁寧に蒸されたうなぎを、香ばしく焼き上げた逸品は、口に入れた瞬間にとろけるような食感で、旅の疲れが一気に吹き飛ぶ美味しさでした。タレの濃さもちょうどよく、ごはんとの相性も抜群。値段は少し張りましたが、「せっかくだから」と思い切って注文して正解。旅のご褒美としてふさわしい、まさに絶品の一杯でした。

せっかくのご褒美にと注文した高級うな重。ところが一口食べた娘の目が輝き、そのまま黙々と箸を進めていき、気がつけばほとんど一人で完食。よほど気に入ったようで、以来どこでうなぎを食べても「前のほうが美味しかった」と言うようになってしまいました。旅先での一杯が娘の“鰻基準”になってしまったのはちょっと困りものですが、それだけ美味しかったという証ですね。

「うな重」さんでお腹いっぱいにした後は、そのまま海沿いの道を北上しながら、名残惜しさを感じつつゆっくりと自宅へ帰路につきました。美味しいものを食べ、愛犬とたっぷり遊び、家族でたくさんの笑顔に包まれた旅。

日常を離れて過ごした時間は、心に残る素敵な思い出になりました。帰ってきたばかりなのに、もう次の旅の計画を立てたくなる…そんな満足感あふれる旅でした。そのまま海沿いの道を北上し、自宅へとゆっくり帰路につきました。
まとめ
今回の伊豆・下田方面キャンピングカー旅は、自然・グルメ・観光すべてが詰まった大満足の内容でした。「道の駅 開国下田みなと」も「伊東マリンタウン」も、アメ車サイズのキャンピングカーでも快適に泊まれ、拠点としても非常に優秀。

子どもも愛犬も、そして大人も思いきり楽しめるスポットが詰まった伊豆半島。キャンピングカー旅だからこそ味わえた自由な旅程と、道の駅を中心にした安心感がこの旅を支えてくれました。

次回は夏に海水浴や花火を楽しむ計画も立てており、伊豆旅は我が家の定番になりそうです。これから伊豆方面を旅しようと考えているファミリーには、ぜひおすすめしたいルートです!