Spring Trip

【茨木県】大洗海岸 潮干狩り| 泥だらけの中で見えた家族の絆

tapping

あの日の風景 | 2024.4.28

ゴールデンウィークに家族で大洗海岸へ潮干狩りに出かけました。

天気は快晴。

海から吹く風が心地よく、絶好のお出かけ日和です。

到着すると、砂浜には驚くほどたくさんの人がいました。

同じように家族連れが多く、それぞれがバケツや熊手を手に潮干狩りを楽しんでいます。

私たちも準備を済ませ、早速砂浜へ向かいました。

最初は乗り気ではなかった娘

潮干狩りを始めたばかりの頃、娘はあまり乗り気ではありませんでした。

靴は砂だらけになるし、海水は冷たい。

泥に足を取られて歩きにくく、どこにアサリがいるのかも分かりません。

「本当にいるの?」

そんな表情を浮かべながら、半信半疑で砂を掘っていました。

ところが、小さなアサリをひとつ見つけた瞬間から様子が変わります。

「あった!」

その一言をきっかけに、娘は夢中になって砂を掘り始めました。

子どもの集中力というのは本当にすごいものです。

気が付けばみんな泥だらけ

最初は靴が汚れることを気にしていました。

ところが時間が経つにつれて、そんなことは誰も気にしなくなっていました。

娘も。

妻も。

そして私も。

膝まで泥が付き、手も砂だらけ。

それでも誰ひとり嫌な顔をしていません。

アサリを見つけるたびに声を掛け合い、バケツの中を見せ合いながら笑っています。

普段の生活では、それぞれが学校や仕事で忙しく過ごしています。

同じ家に住んでいても、家族全員が同じことに夢中になる時間は意外と少ないのかもしれません。

そんなことを考えながら、私は家族の姿を眺めていました。

家族の時間は思っているより短い

娘は少しずつ大人になっています。

以前なら当たり前だった家族とのお出かけも、いつか友達との時間が優先になるでしょう。

それは成長として喜ばしいことです。

でも、親としては少し寂しさもあります。

だからこそ、こうした何気ない休日が大切なのだと思います。

特別な旅行でなくてもいい。

高価なレジャーでなくてもいい。

家族で笑いながら過ごした時間は、きっと心のどこかに残り続けます。

泥だらけになった一日が教えてくれたこと

この日、たくさんのアサリが採れたわけではありません。

特別な出来事があったわけでもありません。

でも、家に帰って写真を見返した時に気付きました。

写っていたのはアサリではなく、家族の笑顔でした。

泥だらけになった服は洗えばきれいになります。

けれど、その日に過ごした時間は二度と戻ってきません。

だから私は、こうした何気ない一日を大切にしたいと思っています。

大洗海岸で過ごした潮干狩りの時間。

それはアサリを探した思い出ではなく、家族の絆を改めて感じることができた大切な一日でした。

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