Autum Trip

【群馬県】丸沼高原オートキャンプ場 | 夏の終わりを感じた夜

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あの日の風景 : 2023.9.10

ロードトレックに乗るようになってから、家族で出掛ける機会が増えました。

それまでもキャンプは楽しんでいましたが、キャンピングカーを手に入れてからは、少しずつ旅の楽しみ方が変わってきたように思います。

今回向かったのは、群馬県にある丸沼高原オートキャンプ場。

9月に入ったばかりで、まだまだ暑い日が続いていた頃の話です。

実は出発の前日まで、台風の影響でキャンプを中止しようか悩んでいました。

せっかく楽しみにしていたキャンプですが、自然相手の遊びなので無理はできません。

天気の様子を見ながら、行くか、やめるか。

そんなことを夫婦で考えていたのを覚えています。

幸い天候は回復し、予定通り出掛けられることになりました。

今振り返ると、こんなふうに出発前からあれこれ考える時間も、キャンピングカー旅の楽しみのひとつだったのかもしれません。

台風一過の丸沼高原へ

ロードトレックを走らせ、少しずつ標高を上げていきます。

街中では9月になっても真夏のような暑さでしたが、山へ向かうにつれて空気が変わっていきました。

丸沼高原に到着すると、そこには気持ちの良い青空が広がっていました。

前日まで台風の心配をしていたことが嘘のようです。

青い空と緑の山々。

そして、街中では感じられなかった涼しい風。

「ああ、来て良かったな。」

そんな気持ちになりました。

冬にはスキーを楽しむ場所も、夏から秋にかけてはまったく違う表情を見せてくれます。

同じ場所でも季節が変われば、景色も空気も変わる。

自然の中で遊ぶことの面白さは、こういうところにもあるのだと思います。

いつか紅葉の季節にも来てみたい。

そんなことを考えながら、家族で高原の時間を楽しみました。

焚き火を囲んだ、少し寒い夜

昼間はあんなに過ごしやすかったのに、夕方になると急に気温が下がってきました。

さすがは高原です。

まだ9月の上旬だというのに、夜には長袖と長ズボンが必要なくらいの肌寒さになりました。

今回の夕食は、家族でバーベキュー。

焚き火を囲みながら、焼いたお肉を食べたり、何でもない話をしたり。

特別な料理があるわけでも、何か大きなイベントがあるわけでもありません。

ただ家族で火を囲んで過ごすだけです。

でも、こういう時間が好きなんです。

普段の生活では、それぞれが何かに追われています。

仕事があったり、学校があったり、家のことがあったり。

ところがキャンプに来ると、不思議と時間の流れがゆっくりになります。

焚き火の炎を眺めているだけでも退屈しません。

少し寒いくらいの夜に、暖かい火を囲んで家族で食事をする。

考えてみれば、ずいぶん贅沢な時間です。

高価な食事をするわけでも、豪華なホテルに泊まるわけでもない。

それでも、こうして過ごした夜のことは、何年経っても思い出せる気がします。

キャンピングカーでも、準備は難しい

今回のキャンプでも、いろいろ勉強になりました。

キャンピングカーならテントを張る必要もなく、設営や撤収もずいぶん楽になります。

それでも、何も準備しなくて良いわけではありません。

むしろ、家族で快適に過ごそうと思うと、考えることは意外とたくさんあります。

服装もそのひとつです。

今回は寒さを考えて長袖と長ズボンを何着か持参していました。

これが大正解。

バーベキューの後は、どうしても服に煙の臭いがついてしまいます。

そのままロードトレックのベッドに入ってしまうと、寝具まで焚き火の臭いになってしまいます。

せっかく快適に眠れるキャンピングカーなのに、寝るときまで煙の臭いがするのは、ちょっと困ります。(笑)

今回は着替えを用意していたので、暖かい服に着替えて気持ちよく眠ることができました。

こんな小さなことでも、実際に出掛けてみないと気付かないものです。

ロードトレックを購入してから、旅に出るたびに何かを学んでいる気がします。

「あれがあった方が便利だったね。」

「次はこうしてみようか。」

帰ってから夫婦でそんな話をするのも、最近では楽しみのひとつになっています。

最初から何もかも上手にできるわけではありません。

でも、少しずつ自分たちなりの旅の形ができていく。

それが何だか面白いんです。

家族で遊ぶということ

翌朝も、気持ちの良い青空が広がっていました。

昨日まで台風を心配していたのが嘘のようです。

帰るのが少し惜しくなるくらい、過ごしやすい朝でした。

今回のキャンプでも、準備のことや持ち物のことなど、いろいろと改善したいところが見つかりました。

一人でキャンプをするのと、家族でキャンプをするのでは、考えることがずいぶん違います。

自分だけなら、多少不便でも我慢すれば済みます。

でも、家族と一緒ならそうはいきません。

みんなが楽しく過ごせるように、あれこれ考える必要があります。

正直、面倒なこともあります。

でも、それ以上に楽しいんです。

自分一人で遊ぶのも好きですが、家族で同じ場所へ出掛けて、同じ景色を見て、同じ時間を過ごす。

そんな楽しみ方ができるようになったことを、ロードトレックを購入してから特に感じるようになりました。

以前ならキャンプへ行くために、テントや道具を積み込み、設営して、翌日はまた撤収する。

それもキャンプの楽しさですが、ロードトレックなら、その時間を家族と過ごす時間に変えることができます。

もちろん、大きな車体に気を使ったり、古いアメ車ならではの心配もあります。

決して便利なことばかりではありません。

それでも、家族で出掛ける楽しさを考えると、購入して良かったと思える瞬間が少しずつ増えてきました。

また違う季節に来てみたい

今回の丸沼高原でのキャンプは、特別なことをした旅ではありませんでした。

台風の心配をしながら出発して。

青空と緑に囲まれて。

夜は少し寒い思いをしながら焚き火を囲んで。

翌朝、また家族で帰ってくる。

ただ、それだけです。

でも、こうして文章にしてみると、不思議とその時の景色や空気を思い出します。

きっと何年か経ったとき、家族でこの日の写真を見ながら、

「あのとき、夜が寒かったよね。」

なんて話をするのでしょう。

そして、また笑うのだと思います。

ロードトレックに乗るようになって、そんな思い出が少しずつ増えてきました。

旅をするたびに、上手に遊べるようになっていく。

家族で過ごす時間も増えていく。

失敗もあれば、不便なこともあります。

でも、そんなことも含めて楽しめるようになりたいと思っています。

今度は紅葉に染まった丸沼高原にも来てみたい。

きっと今回とは違う景色が待っているはずです。

またひとつ、家族で帰ってきたい場所が増えました。

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