Spring Trip

【群馬県】新緑の草津を歩く | 久しぶりの夫婦二人旅

tapping

あの日の風景 | 2025.6.18-19

久しぶりに夫婦だけで出掛けることになりました。

娘は修学旅行です。

心のどこかでは気になっています。

みんなで楽しく過ごせてるだろうか。

でも不思議なもので、お互いそのことをあまり口にはしませんでした。

きっと同じことを考えていたのだと思います。

草津へ向かう道

ロードトレックを走らせながら、新緑の山道を登っていきます。

窓の外は鮮やかな緑。

冬が終わり、季節がゆっくり動き出しているのが分かります。

草津へ向かう道は何度か走っています。

それでも毎回少し特別です。

温泉地へ向かう道には、どこか気持ちをゆるめてくれる力があります。

妻がひとりで入る温泉

温泉へ到着すると、それぞれ別の浴場へ向かいます。

当たり前のことなのですが、この日は少し違いました。

普段、妻は娘と一緒に温泉へ入ります。

娘の髪を洗ったり、

転ばないように気を付けたり、

自分のことより娘のことを優先しています。

でも今日は違います。

久しぶりに一人です。

好きなだけ湯に浸かり、

好きなだけぼんやりできる。

そんな時間も必要なのだと思いました。

夜の草津を歩く

夜になると、湯畑周辺をゆっくり散歩しました。

昼間は賑わっていた温泉街も少し静かになります。

観光客の少ない路地へ入ると、昼間とはまるで違う表情を見せてくれます。

湯けむり。

街灯の灯り。

石畳。

聞こえてくるのは足音くらいです。

夫婦で並んで歩きながら、特別な話をしたわけではありません。

でも、その時間が心地良かったのです。

何もしない贅沢

最近になって思います。

若い頃は旅に何かを求めていました。

有名な場所。

美味しい食事。

珍しい体験。

でも今は少し違います。

何もしない時間が嬉しい。

温泉へ入る。

散歩する。

コーヒーを飲む。

ただそれだけ。

それなのに心が満たされる。

年齢を重ねたからなのかもしれません。

これからの旅

ロードトレックへ戻り、二人でこれからの話をしました。

次はどこへ行こうか。

軽井沢も良い。

海も良い。

また温泉も良い。

そんな他愛のない話です。

でも、その時間が好きです。

目的地を決めているようで、

実はこれからの時間を想像しているだけなのかもしれません。

草津で思ったこと

今回の旅で一番印象に残ったのは、久しぶりに夫婦だけで過ごした時間です。

何か特別なことをしたわけではありません。

でも、だからこそ良かった。

草津温泉は、そんなことを思い出させてくれる場所でした。

そしてロードトレックは、そんな時間を静かに運んでくれる相棒なのだと思います。


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