Summer Trip

【新潟県】石地海水浴場|自然は、いつも優しいとは限らない

tapping

あの日の風景 | 2023.8.16-8.17

石地海水浴場へ来るのは二度目です。

先週も家族で訪れた海。

「また来週も来よう。」

そんな約束を叶えるように、ロードトレックは日本海へ向かいました。

台風が通り過ぎたあとだったので、少しだけ海の様子が気になっていました。

でも、この日は気持ちのいい青空。

夏らしい空が広がっていました。

同じ海でも、先週とは違う

海へ着くと、空は晴れていました。

でも、波は高く、海は荒れていました。

先週に見た穏やかな海とは、まるで別の場所のようです。

自然は、人の予定に合わせてくれません。

「今日は遊びたい。」

そう思っても、海には海の都合があります。

だからこそ、自然の中で遊ぶということは、

自然に遊ばせてもらっていることなのだと思います。

あの日、死を覚悟したこと

波を見ていると、昔のことを思い出しました。

友人とサーフィンをしていた時、

離岸流に流され、自力では戻れなくなったことがあります。

岸は遠ざかるばかり。

体力も少しずつ奪われ、

「ああ、今日は帰れないかもしれない。」

そう本気で思いました。

妻のお腹には、まだ生まれていない娘がいました。

「まだ会えていないのに。」

その時の景色は、今でも忘れられません。

だから今、家族と海へ来ると、少しだけ口うるさい父親になります。

子どもからすれば面倒だったかもしれません。

でも、それくらい海は怖いことを知っています。

それでも海が好きです

怖い思いをしたのに、不思議なことがあります。

それでも海へ来たくなるのです。

波の音。

潮の匂い。

水平線の向こうまで続く景色。

そのすべてが好きだからです。

自然は、人間の思いどおりにはなりません。

優しい日もあれば、厳しい日もあります。

だからこそ、その日の自然を受け入れながら遊ぶ。

それが一番大切なのだと思います。

また来年も、この海へ

この日は思い切り泳げたわけではありません。

でも、それで良かったと思っています。

海の機嫌が悪い日は、無理をしない。

また穏やかな日に遊びに来ればいい。

自然は逃げません。

ロードトレックも、またここまで連れてきてくれます。

だから来年も、この海へ帰ってこようと思います。

今度は今日より穏やかな波でありますように。

そして家族みんなが笑顔で帰れますように。

海を好きでいるためには、海を怖がる気持ちも忘れてはいけない。

そんなことを改めて教えてくれた、夏の一日でした。

記事URLをコピーしました