【道の駅】 開国下田みなと(2024.3.30-3.31)
春のキャンピングカー旅、今回は伊豆・下田へ!
今年の春休み、我が家は念願だった伊豆・下田方面へのキャンピングカー旅に出かけました。いつもお世話になっているseven westの社長さんご夫婦とご一緒させていただきました。今回の旅で最初の拠点に選んだのは「開国下田みなと」。キャンピングカーでも安心して滞在できる道の駅で設備も整っており、家族全員 大満足でした。

特に良かったのは海沿いを走っている時の心地よさです。海沿いを走る国道135号線からのロケーションは最高で、今回巡った観光地への移動もスムーズ。景色も素晴らしく、車窓から見える青い海に、家族全員テンションが上がりっぱなし!伊豆・下田は初めてでしたが、もっと早く来ていれば…と思わせる魅力が詰まっていました。

浄蓮の滝に癒された
初日の目的地は「浄蓮の滝」。言わずと知れた伊豆を代表する観光名所のひとつです。駐車場から少し歩くと、森の奥に大きな滝が現れます。

水しぶきがキラキラと光り、あたりの空気が澄んでいて、まさに“自然のパワースポット”。妻と子どもは滝壺の近くで写真を撮ったり、周囲の苔むした岩を見て「ジブリの世界みたい!」と大はしゃぎ。大人も心が洗われるような静寂と迫力に癒されました。

売店で売っていたわさびソフトクリームが忘れられない一品。といっても、度胸がなくて今回は購入を見送りましたが…。きっと、甘さとツンとくるわさびの風味が絶妙な感じなんでしょうね…。次回はチャレンジしようと思います。

伊古奈比咩命神社に行ってみた
次に訪れたのは、下田にある「伊古奈比咩命神社(いこなひめのみことじんじゃ)」。地元では縁結びや安産の神様として知られている古社で、厳かな雰囲気に包まれた場所です。

境内はとても静かで、日常の喧騒が嘘のように感じられます。木々に囲まれた参道を一歩一歩進むたびに、葉のざわめきや鳥のさえずりが心に染み渡り、まるで時間がゆっくりとほどけていくような感覚に包まれます。自然の中に身を置くことで、心が次第に落ち着き、穏やかな気持ちになっていくのがわかります。

娘は神社の手水舎での作法を少しずつ覚え、今では自分から進んで上手にできるようになりました。柄杓を丁寧に扱い、手を清める姿はとても頼もしく、どこか誇らしげです。その真剣な表情には、幼いころには見られなかった落ち着きが感じられ、ほんの少しだけ大人になったような雰囲気をまとっていました。

私たちは夫婦で並んで静かに手を合わせ、心を込めて祈りました。日々の忙しさの中で、こうしてゆっくりと向き合う時間は貴重で、自然と感謝の気持ちがあふれてきます。家族みんなが健康で笑顔でいられること、そしてこれからの旅が安全で思い出深いものになるようにと、願いを込めながら、しばし静寂の中に身を委ねました。

観光地を巡る楽しさも旅の魅力のひとつですが、こうした“心の場所”に立ち寄ることで、その旅の印象はぐっと深まり、豊かなものになります。有名なスポットとはまた違う静けさやぬくもりがあり、自分自身と向き合う時間が自然と生まれます。心が落ち着き、リフレッシュされることで、旅全体の質が高まり、より思い出深い体験として心に残るのだと思います。
白浜の海は最高に綺麗
お昼過ぎには、白浜海岸に到着。伊豆の海は想像以上に透明度が高く、白い砂浜とのコントラストがとても美しかったです。まるで南国リゾートのような光景が広がり、思わず「ここ、本当に日本?」とつぶやいてしまいました。

子どもたちは裸足で砂浜を駆け回り、波打ち際で貝殻拾いに夢中。潮風が心地よく、ただ立って景色を眺めているだけでも癒されます。春先で海に入るには水が冷たくて無理でしたが、海辺の散歩だけでも十分に楽しめました。

散歩後のはお腹がすいたので、道沿いのラーメン屋さんでお腹いっぱいご飯を頂きました。時間が14時を過ぎており、個人店は軒並みお昼休みでしたが、偶然にもこちらのお店が空いていました。

空腹すぎたので、あまりメニューを見ないで、直感でラーメンを注文しました。たしか、ラーメン下さいで頂いたラーメンです。味のレビューは慣れていないので、上手に書けないのですが、ともかく美味しかったのには間違えありません。

美味しくて替え玉をお替りしましたが、沢山食べ過ぎて満腹のお腹で、また来た道を帰らないとと思うと、少し満腹を公開しました。ここは次回、夏にもう一度訪れたいスポットです。
夕食は幸寿司さんで
夕方には下田市街へ移動し、地元で評判の寿司店「幸寿司」さんへ。観光地とは思えないほどの本格派で、地元の方にも愛されている様子が伝わってきました。

おすすめは地魚のおまかせ握り。金目鯛、アジ、イカなど新鮮なネタが丁寧に握られ、どれも驚くほど美味しかった! 特に金目鯛の炙りは香ばしく、口の中でとろけるような感覚。妻も娘も「これ、いつものお寿司と違う!」と感動していました。
店主の方はとても親切で、子どもたちにも笑顔で話しかけてくれて、旅先での温かいひとときになりました。
開国下田みなとは最高でした
翌朝は、「道の駅 開国下田みなと」を満喫しました。港のすぐそばにあるこの道の駅は、観光案内所、海産物市場、レストランなどが揃っていて、とても便利な施設でした。

朝から名物の「下田バーガー」をいただきましたが、これが予想以上に美味しい!
分厚い金目鯛のフライがサクサクで、甘辛いタレとの相性も抜群。ふっくらとしたバンズとの組み合わせも絶妙で、朝からテンション上がりました!!

建物の上階には展望デッキもあり、下田港を一望できる絶景スポット。港に停泊する船や、のんびりと飛ぶカモメを眺めながら、ゆっくりと過ごせました。ここだけで1時間以上過ごせる充実ぶりで、「次回はここをベースにしてもいいね」と家族で話し合ったほど。
まとめ
今回の伊豆。下田キャンピングカー旅の初日の宿泊地は、「道の駅 開国下田」でした。自然の美しさ、地元の温かい人々、美味しい食べ物、そして何より自由気ままに動けるキャンピングカーの魅力がギュッと詰まった数日間でした。

「道の駅 開国下田みなと」はその中でも特に印象的な場所。観光・食・休憩の全てが詰まっており、キャンピングカー旅との相性も抜群。次回はぜひもう少し長く滞在して、下田の街歩きや温泉も楽しみたいと思います。
春の伊豆は本当に素晴らしいところでした。これからキャンピングカーでの旅を計画している方には、自信を持っておすすめできるスポットです!